ZEROSSOのお仏壇「想い・タモ杢目」の解説・その３・脚について（全５回）～オーダーメイド家具・キャビネット・お仏壇・テーブル・ベンチ・インテリア製品・家具工房ZEROSSOのブログ～

八ヶ岳南麓でモダンなお仏壇、創作家具、オーダーメイド家具、インテリア製品、オリジナルの茶道具などを製作している家具工房ZEROSSOの清水泰です。

今日は、「ZEROSSOのお仏壇「想い・タモ杢目」の解説・その３・脚について（全５回）」のお話です。

ZEROSSOのお仏壇のスタンダードタイプである「想い」をベースにして変化を持たせたのが今回ご紹介する「想い・タモ杢目」です。この詳細について、５回に分けて動画による解説をしていきます。

今回はその３として、「脚」についてお話したいと思います。

四角い箱型の本体を、4本のピンのような脚で支えています。ピンの断面は八角形で、下に向かって傾斜していますので八角錐状で、細身のデザインにしています。これは、できるだけ野暮ったくならないようにということを意図して、細目にすっきりとまとめています。

本体が浮いたようなデザインであるのは、お仏壇に対する私のイメージによるところです。お仏壇は土台がしっかりして安定感のあるデザインが一般的ですが、故人が天国に召されたという自身の感覚により、少し上に浮いた感じを出したいと考えてこのようなデザインにまとめています。また、この浮いた印象が、「一見するとお仏壇に見えないデザイン」というZEROSSOのお仏壇のポイントの一つに対しても一役買っています。