作品紹介 · 2021/03/07

新作の蓋物。その製作過程と真吾さん陶展　～オーダーメイド家具・キャビネット・お仏壇・テーブル・ベンチ・インテリア製品・家具工房ZEROSSOのブログ～

今日は、「新作の蓋物。その製作過程と真吾さん陶展」のお話です。

現在開催中の森下真吾さんの「陶展」。その展示会に向けて新たに製作したのが今回ご紹介する蓋物です。小振りなサイズ感と、何とも言えない可愛らしい雰囲気、生き生きとした表情が魅力的な作品になりました。展示会でも評判は上々のこれらの作品、製作過程を酢濃いだけ振り返ってみたいと思います。

今回、蓋の製作を依頼されたのは、右の写真の作品たち。サイズ感はほぼ一緒ですが、色や表情が一つ一つ異なるものが14個。さてさて、どどの作品にどんな木を選ぶか、デザインはどうしようか、、、。作品を預かってから、このようなことを考えつつ、眺めつつ、という感じでしばらく放っておくのが常です。

サイズが小振りなこともあり、持ち手・つまみを本体と一体成型で製作しようという考えがまとまりました。選んだ木は、サクラ、ケヤキ、ウォールナット、朝鮮木。蓋の外径に近いサイズで円柱形に切り出し、器の内径に上手く納まるように、段差を付けた加工を施します。

左の写真は、段差の加工が終了したところ。

器の内径はそれぞれ微妙に異なるため、一つずつ調整していきます。

一つ一つの持ち手・つまみの形を考えながら、バンドソーでざっくりと形を整えてから、サンダーや小刀を用いて形を整えていきます。作りながらイメージが展開することも多いため、それを意識しつつ、器の雰囲気を意識しつつ、まとめていきます。

形が整ったら、ペーパーで少しずつ仕上げていきます。右の写真は、仕上げが完成したところです。

オイルを何回か重ねて塗装して完成しました！。

森下真吾さんの「陶展」は、今月15日まで開催中です。本日と最終日15日は、森下真吾さんが在廊予定です。ぜひ、ご高覧頂きたくお願い申し上げます。

■会期：2021年3月15日（月）まで

■時間：10：00～17：30　会期中無休

■場所：芸術空間あおき

　　　〒418-0048　静岡県富士宮市青木平243

　　　TEL　0544-23-7735

　※作家在廊日：7日、15日。

今日は、「新作の蓋物。その製作過程と真吾さん陶展」のお話でした。

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木の持つ風合いを最大限に活かし、デザイン性と機能性を兼ね備えた創作家具。

お客様のご要望にどこまでも寄り添うオーダーメイド家具。

コンパクトで一見するとお仏壇には見えないデザインのお仏壇。

気品のある扉と抽斗、ニーズに応えるオーダーキャビネット。
伝統を考慮しつつも、独創性に富む茶道具。
現代作家と老舗企業のコラボレーションから生まれた甲州印伝クロック。

陶芸家との協演による蓋物シリーズ。
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暮らしに彩を添えるインテリア製品。
八ヶ岳南麓の家具工房、ZEROSSOから暮らしを豊かにする良質な木製品をお届け致します。

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