ZEROSSOのお仏壇「宇宙へ・ウォールナット」の解説・その２・本体の構造について（全６回）～オーダーメイド家具・キャビネット・お仏壇・テーブル・ベンチ・インテリア製品・家具工房ZEROSSOのブログ～

八ヶ岳南麓でモダンなお仏壇、創作家具、オーダーメイド家具、インテリア製品、オリジナルの茶道具などを製作している家具工房ZEROSSOの清水泰です。

今日は、「ZEROSSOのお仏壇「宇宙へ・ウォールナット」の解説・その２・本体の構造について（全６回）」のお話です。

お仏壇の外側の部分を大きく二つに分けることができます。一つは、左から順に、左側面→左の天板→仕切り→右の天板→右側面、の5枚の板。もう一つは、左から順に、左の底板→仕切り→右の底板、の3枚の板。中の空間が一つになっているため、このような合計8枚の板を組み合わせて一つの空間にまとめています。上記の5枚の板と3枚の板は、1枚の板を分割して折りたたむように組んでいるので、木目の連続性が保たれています。敢えてこれを意識することで、見た目にとても自然な感じにまとまっていますし、作品としての価値ももちろん上がります。このお仏壇の最大の特徴である、段差のある一つの空間が、木目の連続性を意識することで、より価値あるものとなっているのです。