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お仏壇の扉のデザイン解説「ロック機構がある場合」 ~オーダーメイド家具・キャビネット・お仏壇・テーブル・ベンチ・インテリア製品・家具工房ZEROSSOのブログ~

八ヶ岳南麓でモダンなお仏壇、創作家具、オーダーメイド家具、インテリア製品、オリジナルの茶道具などを製作している家具工房ZEROSSOの清水泰です。

今日は、お仏壇の扉のデザイン解説「ロック機構がある場合」のお話です。

 

扉を閉めた時、そのままであれば、自然と開いてきたりして締まりのない状態になります。これを防ぐために扉をピタッと閉めるための工夫が必要ですが、ZEROSSOのお仏壇では、取っ手にロック機構を持たせる方法と、マグネットを仕込む方法の2つを使っています。

今日は、ロック機構がある場合についてお話したいと思います。

 

向かって左の扉がロック機構のある場合です。見た目にはわかりませんが、つまみを右へ90度ぐらい止まるところまで回すとロックが外れますので、その状態で手前に引くと扉を開けることができます。閉めるときはこの逆で左の扉を閉め、続いて右の扉を閉めたら、つまみを左に回します。止まるところまで回すとロックが掛かります。つまみの裏にあるバーで左の扉を挟むだけのシンプルな機構ですが、扉のバタつきを抑えるためには十分に機能します。

 

この機構を付ける場合のつまみには、回しやすくするためとロックのオンオフが見た目にもわかるようにするために、縦方向に材を付けています。一般的なイメージとは逆ですが、バーを横にした状態がロック解除、縦にした時がロックオンとなります。

今日は、お仏壇の扉のデザイン解説「ロック機構がある場合」のお話でした。

 

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