八ヶ岳南麓でモダンなお仏壇、創作家具、オーダーメイド家具、インテリア製品、オリジナルの茶道具などを製作している家具工房ZEROSSOの清水泰です。
今日は、「玄関コンソールの製作過程・その2/天板の加工」のお話です。
まずは天板の加工からスタート。天板と幕板を繋ぐ4枚の板との接合部の加工が、スタートにしていきなりのクライマックスという感じである。まずはその前半戦、蟻溝の加工です。
サイズをカットして、4か所に蟻溝の墨付けを行い、一つ一つ丁寧に蟻溝を加工していく。
写真は4つの加工をほぼ終えたところ。寄せ蟻というのは、この写真のように、いくつかの蟻ほぞを繰り返すようなデザインになっていて、落とし込んでスライドさせると食い込むというものであり、外からは全く加工の様子は見えないというスグレモノである。この加工を見るといつも先人の知恵は素晴らしいものだと感心してしまう。
ちなみに1本のラインに4つの蟻溝があり、一つ一つは短いものの、わずかにテーパーを付けて加工しています。こうすることで、押し込むときにググっと食い込む感じに納まります。
蟻溝の加工が済んだら、天板自体を整えていきます。周囲を軽くえぐるような感じでカットしていきます。
最初にノコで45度にカットしてから、右の写真のようなルーターに丸面ビットを付けて、深さも幅も少しずつビットを調整しながら彫り込んでいきます。
このカーブにぴったりのビットがあれば一発で加工できるのでしょうが、毎回同じではないので、このように少しずつ進めていくことになります。
数回に分けて彫り込むと、少し段差のある曲面になります。それをサンディングして滑らかに仕上げていきます(下の写真参照ください)。
次回は天板と脚を繋ぐ4枚の板の加工に進みます。
今日は、「玄関コンソールの製作過程・その2/天板の加工」のお話でした。
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