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玄関コンソールの製作過程・その4/つなぎ材の加工 ~オーダーメイド家具・キャビネット・お仏壇・テーブル・ベンチ・インテリア製品・家具工房ZEROSSOのブログ~

ランナー用の溝を掘ったところ。
ランナー用の溝を掘ったところ。

八ヶ岳南麓でモダンなお仏壇、創作家具、オーダーメイド家具、インテリア製品、オリジナルの茶道具などを製作している家具工房ZEROSSOの清水泰です。

今日は、「玄関コンソールの製作過程・その4/つなぎ材の加工」のお話です。

 

つなぎ材の蟻ほぞの加工が終わり、次にランナーの加工、前後の幕板との接合部などの加工に進む。

 

今回の3個の抽斗は、側板の底を滑らせるタイプではなく、ランナーという細い材で吊った状態で滑るタイプである。ランナーとなる材を落とし込む溝を加工したところが右の写真。

 

ちなみに中央に見える幅の狭い溝は、ランナーではなく抽斗の蓋のような役割を果たす板をはめ込むための溝である。

つなぎ材にほぞ加工、留め加工。
つなぎ材にほぞ加工、留め加工。

次に前後の幕板との接合部のほぞ加工を行った。今回はつなぎ材の位置決めからスタートして進めているため、ほぞの加工を先に行い、それに合わせて幕板のほぞ穴を開けるという順序で進める。

 

ほぞ加工を終えてから、つなぎ板の前端を45度にカットした。右の写真はその加工を終えたところ。

 

すべての加工を終えて仕上げたのちに、ランナーを固定し、天板に固定したところまでを下のスライド写真に示します。

 

 

 

次回は脚の加工に進みます。

今日は、「玄関コンソールの製作過程・その4/つなぎ材の加工」のお話でした。

 

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