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玄関コンソールの製作過程・その7/ほぞ先の仕上げと裏面の加工・本組み ~オーダーメイド家具・キャビネット・お仏壇・テーブル・ベンチ・インテリア製品・家具工房ZEROSSOのブログ~

ほぞ先の仕上げ
ほぞ先の仕上げ

八ヶ岳南麓でモダンなお仏壇、創作家具、オーダーメイド家具、インテリア製品、オリジナルの茶道具などを製作している家具工房ZEROSSOの清水泰です。

今日は、「玄関コンソールの製作過程・その7/ほぞ先の仕上げと裏面の加工」のお話です。

 

漸く本組が完了して家具として形が見えてきました。幕板と脚の接合部は通しほぞ2枚に楔を打ち込んで固定していますので、ここを仕上げていきます。

ほぞ先は3mm程度出っ張っていますので、その周囲を傾斜を付けるように小刀や鑿などを駆使して丸みを出していきます。その後ペーパーで磨きます。

 

デザインのポイントにもなり、目につく箇所ですので丁寧に仕上げていきます。右の写真のようになりました。

裏面(抽斗の裏側にあたる部分)のカバー材。
裏面(抽斗の裏側にあたる部分)のカバー材。

次に裏面の加工に進みます。裏面は3個の抽斗の裏面にあたります。箱体であれば何ら問題はないのですが、天板からのつなぎ材の間を抽斗が滑る構造なので、裏面はオープンになっています。美しくバランスよく見えるために、今回は1枚の板を段差のカットを施して貼り付けるという方法にしました。部分的にスキマもありますが、後ろ姿が決まれば問題ないと考えました。

 

右の写真が裏面の板で、それを貼り付けて下の写真のようにまとまりました。

コンソール、裏面の板を張り付けたところ。後ろ姿も凛々しくなりました。
コンソール、裏面の板を張り付けたところ。後ろ姿も凛々しくなりました。

 

次回は抽斗の加工に進みます。

今日は、「玄関コンソールの製作過程・その7/ほぞ先の仕上げと裏面の加工」のお話でした。

 

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