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ワークテーブルの製作過程・その3 ~オーダーメイド家具・キャビネット・お仏壇・テーブル・ベンチ・インテリア製品・家具工房ZEROSSOのブログ~

留めの調整。家具工房ZEROSSOのオーダーメイド家具。
留めの調整。家具工房ZEROSSOのオーダーメイド家具。

八ヶ岳南麓でモダンなお仏壇、創作家具、オーダーメイド家具、インテリア製品、オリジナルの茶道具などを製作している家具工房ZEROSSOの清水泰です。

今日は、「ワークテーブルの製作過程・その3」のお話です。

 

両端の角は留め(45度)に納まるので、その部分を加工していきます。のこで大まかに切り取ってから、治具に添わせて鑿で整えていきます(右写真参照)。

 

次にそれぞれ相対するパーツを仮組していきます。やすりで少しずつ削りながら、嵌め具合を整えていきます。きつすぎると本組で割れる可能性がありますし、緩すぎればスキマが目立って美しくありませんので、丁度良いところに調整していきます(下の2枚の写真参照)。

蟻型ほぞ(PIN)の加工がすべて終了した天板5枚。家具工房ZEROSSOのオーダーメイド家具。
蟻型ほぞ(PIN)の加工がすべて終了した天板5枚。家具工房ZEROSSOのオーダーメイド家具。

すべての仮組調整を終えた天板の部材です(右写真参照)。

 

次にこの5枚の板をはぎ合わせていきます。できるだけ段差が生じないように、ルーターで溝を掘り、溝に合わせた材を挟み込んでクランプで押さえて固定します。

 

段差の解消も大切ですが、5枚の板の位置はさらに重要です。このデザインでこの位置がずれると精度がガクンと下がってしまうので、細心の注意を払って位置を合わせ、固定していきます。

 

 

次回は天板と脚の本組に進みます。

今日は、「ワークテーブルの製作過程・その3」のお話でした。

 

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