家具　お仏壇　オーダーメイド　「お稽古日記・８回目」　～オーダーメイド家具・キャビネット・お仏壇・テーブル・ベンチ・インテリア製品・家具工房ZEROSSOのブログ～

八ヶ岳南麓でモダンなお仏壇、創作家具、オーダーメイド家具、インテリア製品、オリジナルの茶道具などを製作している家具工房ZEROSSOの清水泰です。

今日は、「家具　お仏壇　オーダーメイド　「お稽古日記・８回目」」のお話です。

第８回めのお稽古。２週間ぶりに行くと、またレイアウトが変わっていた。師匠はご自宅の和室をお稽古できるようにしてくれているのだが、毎回のように少しずつ物が片づけられていたり、配置が換わったりしている。少しでも使いやすいようにと考えて下さっている師匠には感謝の気持ちでいっぱいである。それに応えるように、しっかりと学ばないといけないと身を引き締める思いである。

がしかし、継続的にやっている初炭点前を先ず行ったが、忘れていることも多く、「あら、そうだった」の繰り返しだ。意識して体に覚えさせないといけないと、あらためて思う。初炭に続いて、洗い茶巾のご指導を頂いた。夏になったと感じるお点前の一つであるが、はてさて、茶盌の仕込み方を覚えておらず、そこから指導して頂いてのスタートとなった。お点前がスタートして、ポイントである茶巾を絞り畳むところで、茶巾の扱いがままならない。以前もこれは苦労していたことを思い出しつつ、指導に従って何とか畳んだ。そして茶盌の水を建水に流し込むのだが、ちょっと遠慮してゆっくり始めたことがまずくて、建水よりも畳のほうにほとんどの水がこぼれてしまったのだ。お客様のサポートでタオルで畳を拭いて次に進んだが、そういえば思い切りがないとこぼれると以前にも言われていたことが頭をよぎる。

毎回、お軸とお花のご説明を頂いているが、聞き流してしまう感じのことが多いので、今回からメモを取ることにした。自分の意識を変えないと、成長はないと言い聞かせながら。

お軸やお花の説明に耳を傾け、季節を感じ、その意味をくみ取り感じる。お点前よりも、そういうことがお茶では大切なことであると師匠は言う。お点前は技術的な部分なので、どうしてもそれを上手くやろうとかのほうに意識が向く。それはそれで意識を向けつつ、床の間の設えに込めた師匠の思いと季節を、しっかりと感じるように意識を向けたい。

さて、本日の動画は、ガラス器の蓋を製作した内容のご紹介です。