八ヶ岳南麓でモダンなお仏壇、創作家具、オーダーメイド家具、インテリア製品、オリジナルの茶道具などを製作している家具工房ZEROSSOの清水泰です。
今日は、「家具 お仏壇 オーダーメイド 「お稽古日記・１０回目」」のお話です。
第１０回めのお稽古。先ずは継続している初炭点前。今日は本番のように火が入った状態でのお点前。熱を感じる中でのお点前は少し緊張感が高まるが、何とか終えることができた。慣れてくると、ササっと進めたくなるところを抑えつつやる必要がある。慣れてくると、いい加減になりがちなタイプなので、自分を戒めていく必要があると感じる。
炭に火が入ると、お湯の沸く音、お香の香りを感じることができる。そういうことをしっかりと感じることができるようにしておきたいと思う。当たり前のことではないことなのだから。
２回目は名水点。水指の扱いがポイントだが、やはり注意されることはまた同じ個所であることが多い。新しいお点前の方法を覚えつつも、基本所作をどこまで忠実に丁寧に行うことができるのかが課題である。自分の癖というか直すところがだいぶわかってきているのだが、そこを素通りすれば忘れていて注意される。あ、そうだった、の繰り返しが毎回のように続いている。あらためて注意してお点前に臨みたいと思う。
お辞儀一つでも、意識して丁寧にすることが肝要であると。何となく言葉を発して頭を下げてと流すようなやり方はダメで、しっかりと言葉を伝えて、それからお辞儀をする。指を開かず、真のお辞儀ならばそれをしっかりと表現する。その際も、ただベタッと両手を付けるのではなく、一旦付けたら少しふわっと浮かせるような感じにする。そのちょっとしたことで、見た目がグッと良くなる。お稽古に慣れてくると、適当に流してしまうようなところが色々と出てくる。それを如何に減らして、集中して意識を向けていくか。お稽古の貴重な時間を、より集中して有意義な時間にしてきたいと思う。
さて、本日の動画は、蓋物作品の製作過程のご紹介です。
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木の持つ風合いを最大限に活かし、デザイン性と機能性を兼ね備えた創作家具。
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