家具　お仏壇　オーダーメイド　「お茶事・亭主日記・その２」　～オーダーメイド家具・キャビネット・お仏壇・テーブル・ベンチ・インテリア製品・家具工房ZEROSSOのブログ～

八ヶ岳南麓でモダンなお仏壇、創作家具、オーダーメイド家具、インテリア製品、オリジナルの茶道具などを製作している家具工房ZEROSSOの清水泰です。

今日は、「家具　お仏壇　オーダーメイド　「お茶事・亭主日記・その２」」のお話です。

お茶事の打ち合わせが始まった。基本は正午の茶事なので、これをやるのが良いということから、あっさりと「正午の茶事」に決定した。少し軽めに、などと考えていたのとは正反対で折角やるなら基本に忠実に、という流れになった。

茶事では全体のテーマがあり、それをベースにして個々のことが決まっていくという感じである。調べてみると１０月は名残の月だから「名残り」かなと私が言うと、ではそれでとすんなりと決まった。しかし、それが後に問題となり、テーマを変えることになっていくのだが、ここでは決まってホッとしたという感じで進んでいた。

半東や水屋という協力して下さる方々が決まり、お客様の人数やどなたにお願いするかなどについても意見が出された。前回の茶事で、お客様募集としてみたらなかなか希望者が集まらず、お客様が決まるまでに時間を要したという経験があることから、これまでの経験や意向などを考慮して、直接にお願いするスタイルにした。お客様の人数も、前回の５名はかなり大変ということもあり、３名にすることになった。お正客はすでに希望者がいるということで先ずはホッとした。次客も打ち合わせに参加していた方から立候補があり決定、お詰めの方は候補者に打診してみることになった。

正午の茶事の懐石についても亭主も手伝いながら作るということで、次回の会合時にメニューを考えてくるということに。亭主の私には、どんな道具を使うのかを次回までに考えてくるという課題を頂いた。

慣れている先輩方のテキパキとしたやり取りに、目を白黒させながら、何とか理解しようとするのが精一杯であった。何だかよくはわからないけど、どんどん進んでいるという印象で、最初の会合は終了した。こんな調子で亭主が務まるのか？と不安もよぎりつつ、道具の選定やお茶事の流れを掴むための本を読んだりしていくことにした。

さて、本日の動画は、FUTAMONO-YA作品のご紹介です。