家具　お仏壇　オーダーメイド　「お茶事・亭主日記・その５」　～オーダーメイド家具・キャビネット・お仏壇・テーブル・ベンチ・インテリア製品・家具工房ZEROSSOのブログ～

八ヶ岳南麓でモダンなお仏壇、創作家具、オーダーメイド家具、インテリア製品、オリジナルの茶道具などを製作している家具工房ZEROSSOの清水泰です。

今日は、「家具　お仏壇　オーダーメイド　「お茶事・亭主日記・その５」」のお話です。

去る１０月８日、亭主を務める正午の茶事が無事に終了した。

終了後に半東と水屋をフル回転で支えて下さった先輩２人と懐石料理をお弁当スタイルにまとめたお食事を頂きながら、今回のお茶事を振り返った。お二人の全面的なバックアップあってこそ亭主が役目を果たすことができるということがよくわかった。これまでお客様として３回のお茶事に臨んでいたが、亭主を務めることで裏方の大変さがよく分かり、これらを踏まえた上でお客様として参加することができれば、もっとお茶事も楽しめるだろうなと思いました。

亭主のお誘いから始まり、準備から当日までの約２カ月、惜しまずにすべてを注ぎ込んで協力して下さったお二人に、心からお礼を申し上げます。

今後の課題は残ったものの自分なりにエネルギーを注ぎ込んできたこともあり、当日は興奮冷めやらずという感覚で様々な場面が思い出されて、疲れがあるもののほとんど眠れないような夜を過ごした。翌朝は、その思いをお客様へのお礼状に認めて投函し、その翌日には先輩お二人にもお礼状を投函して、自分なりに区切りを付けることができた。先輩が内容はともかくやり終えれば達成感や充実感があるとお話されていたが、それらは想像以上であり、自分の中に大きなものを残してくれた気がします。お茶への向き合い方、おもてなしということの考え方、茶道具や木製品を製作するということへの新しい視点、などなど、、、。今後の活動に活かしていければいいなと思っております。

今回のお茶事で亭主の心得的な内容の本を読んでいて、正式なお礼状なので巻紙・毛筆で書くことが推奨されていた。筆まめで手紙を書くことが大好きな自分としては、これを機会に巻紙を使ってみようと思うことに躊躇はなかった。毛筆は一歩下がって筆ペンにしたが、書いてみると巻紙での手紙というのが実に心地良いし、ページをめくらないというのも好印象であった。自分の手紙ライフに、「巻紙・筆ペン」というものが加わったことも、今回の収穫の一つになりました。

さて、本日の動画は、お仏壇のご紹介です。